「〜するための」「〜するべき」 形容詞の働き:形容詞的用法
不定詞(to+動詞の原形)は形容詞の働きをすることもできます。
形容詞とは名詞を修飾するものですね。
(big dog(大きな犬): big(形容詞)がdog(名詞)を修飾しています)
例えば、Kyoto has many places.(京都は沢山の場所があります)という文では、場所が何の場所か分かりません。
places(場所)を詳しく説明するために、to visit (訪れるべき)という意味を加えて、より明確にできます。
places to visit(訪れる場所)とすれば、場所という名詞を修飾することができます。
名詞を修飾する働きをするのは形容詞ですから、「〜するための」「〜するべき」という形容詞の働きをする不定詞となります。
Kyoto has many places.
Kyoto has many places to visit.
京都は沢山の場所がある。
京都は訪れるべき沢山の場所がある。
つまり、
名詞の後ろに不定詞を置いて、後ろから修飾します。
名詞+to do 「〜するための」「〜するべき」
不定詞とはでお話しした、toは「はっきりとイメージできる状況」の特徴がよくでていますね。
不定詞が名詞をさらに詳しくイメージしやすくしています。
@homework to do (宿題+するべき)→するべき宿題
I have homework to do. 私はすべき宿題がある。
Atime to talk with you (時間+あなたと話す)→ あなたと話すための時間
I don’t have time to talk with you. あなたと話す時間はない。
「何か〜するもの/こと」の言い方
この形容詞を働きをする用法でよく使う言い方があります。
覚えていきましょう。
things to(もの、こと) a lot of things to(沢山のこと) something to(何か)
anything to(何か:否定文・疑問文の時に使う)
例文 ♪をクリックすると、発音が聞けます。使い方はコチラ
関連ページ
- 不定詞とは
- 不定詞 名詞的用法
- 不定詞(to +動詞の原形)を使って「〜すること」という意味を表すことができます。
- 不定詞の使い方 副詞的用法
- 不定詞の働き・用法は3つあります。その働きの1つの副詞的用法を説明します。不定詞は副詞的に用いられて、目的や原因を表します。つまり、文章に詳しい、理由や原因まで説明をプラスするということです。