英文法の基礎

@ 「〜すること」 名詞の働き(名詞的用法)

to +動詞の原形 を使って「〜すること」という意味を表すことができます。

 

例えば、動詞の run(走る) を to run (走ること)にすると名詞と同じ働きをします。

 

This book is interesting. (この本は面白い)という文の主語は
This book という名詞ですが、
この主語の位置に to learn English (英語を学ぶこと)という不定詞を置いてみましょう。

 

This book is interesting. (この本は面白い)
To learn English is interesting. (英語を学ぶことは面白い)

 

This bookto learn English は 同じ名詞の働きですね。

 

 

また、I want a car. (私は車が欲しい)という文で、
動詞の後ろにあるa carは名詞ですが、
この名詞と同じ位置に to go to Italy(イタリアに行くこと)という不定詞を置いてみましょう。

 

I want a car. (私はが欲しい)
I want to go to Italy.
(私はイタリアに行くことをほしがる⇒私はイタリアにいきたい)

 

a carto go to Italy は同じように目的語の場所に置かれているわけですから、名詞の働きをしていますね。

 

例文

To sleep well is good for your health.
To keep promises is important.
I want to make many friends.
I like to take pictures.

よく眠ることは健康によい。
約束を守ることは重要です。
私は沢山の友人をつくりたい。
私は写真を撮ることが好きです。


会話でよく使う不定詞の表現

want to の他にも、次のような動詞のあとで不定詞がよく使われます。
以下の動詞と合わせて覚えましょう。

 

want to (〜したい) like to(〜することが好き) forget to(〜し忘れる) try to(〜しようとする) start to(〜し始める)begin to(〜し始める)hope to(〜することを望む)

 

例文

I want to eat Japanese. 
She likes to play the piano. 
Don’t forget to call me. 
He tries to read the book. 
Let’s begin to wash the car. 
We started to play soccer at two.

私は日本料理を食べたいです。
彼女はピアノを弾くのが好きです。
私に電話するのを忘れないでね。
彼は本を読もうとしている。
車を洗い始めましょう。
私たちは二時にサッカーをし始めました。


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