過去形と現在完了形の違い
日本語には主に現在形・過去形・未来形・進行形の時制があります。
でも、英語の完了形は日本語で明確に表現することが難しいです。
日本語では過去形でほぼ全てを表現してしまうんです。
ですから、この現在完了の意味は日本人にとっては、少し理解が難しいところです。
まずは、現在完了形の感覚を覚えましょう
現在完了形の重要ポイント(イメージ)は「過去と今が繋がっている」ということにあります。
つまり、過去の出来事が今にも影響していることです。
例文で説明しますが、文法は気にせずに、感覚を重要視してください。
過去形と現在形完了の違い
具体的に過去形の文と現在完了の文を比べながら、解説していきます。
@My bike was stolen a week ago. (過去形) 「私の自転車が一週間前に盗まれた」
AMy bike has been stolen. (現在完了) 「私の自転車は盗まれている」
@の文は単純な過去形です。
これは一週間前の出来事だけ表現しています。この文は一週間前の出来事について話しているのであって、今の自転車の状態については、一切触れていません。
もしかしたら、その盗まれた自転車は見つかって、手元に返ってきたかもしれないし、または、盗まれたままの状態であるかもしれないですが、そのことはわかりません。
Aは現在完了形で表現してあり、過去の出来事が今現在にも影響しています。
ですから、自転車は盗まれた状態が、今も続いていることを説明しています。
つまり、今も盗まれたので、手元には自転車はないということを表しています。
@(過去形)とA(現在完了形)の違いは分かりましたか?
それでは、英会話に必要な完了形を詳しく学んでみましょう。