英文法の基礎

「〜するための」「〜するべき」

不定詞(to+動詞の原形)は形容詞の働きをすることもできます。

 

形容詞とは名詞を修飾するものですね。

(big dog(大きな犬): big(形容詞)がdog(名詞)を修飾しています)

 

例えば、Kyoto has many places.(京都は沢山の場所があります)という文では、場所が何の場所か分かりません。

 

places(場所)を詳しく説明するために、to visit (訪れるべき)という意味を加えて、より明確にできます。

places to visit(訪れる場所)とすれば、場所という名詞を修飾することができます。

 

名詞を修飾する働きをするのは形容詞ですから、「〜するための」「〜するべき」という形容詞の働きをする不定詞となります。

 

●Kyoto has many places.「京都は沢山の場所がある」

●Kyoto has many places to visit.「京都は訪れるべき沢山の場所がある」

 

名詞の後ろに不定詞を置いて、後ろから修飾します。

 

名詞+to do〜するための」「〜するべき

 

不定詞とは何か」でお話しした、toは「はっきりとイメージできる状況」の特徴がよくでていますね。
不定詞が名詞をさらに詳しくイメージしやすくしています。

 

@homework to do  (宿題+するべき)→するべき宿題

 

I have homework to do. 私はすべき宿題がある。

 

Atime to talk with you (時間+あなたと話す)→ あなたと話すための時間

 

I don’t have time to talk with you. あなたと話す時間はない。

 

不定詞のその他の用法

○「〜すること」(名詞的用法) 詳しくはコチラ

 

○「〜するために」(副詞的用法) 詳しくはコチラ

「何か〜するもの/こと」の言い方

この形容詞を働きをする用法でよく使う言い方があります。覚えていきましょう。

 

things to(もの、こと) a lot of things to(沢山のこと) something to(何か) anything to(何か:否定文・疑問文の時に使う)

 

例文 ♪をクリックすると、発音が聞けます。使い方はコチラ

I have a lot of things to do today.
I want something to drink. 
Do you have anything to eat?

今日私は沢山することがある。
私は何か飲み物が欲しい。
何か食べるものを持っていますか。


 

不定詞のその他の用法
○「〜すること」(名詞的用法) 詳しくはコチラ
○「〜するために」 (副詞的用法) 詳しくはコチラ

楽しい英語教材が毎週300円で届く!

関連ページ

不定詞 名詞的用法
不定詞(to +動詞の原形)を使って「〜すること」という意味を表すことができます。
不定詞 副詞的用法
不定詞は副詞的に用いられて、目的や原因を表すことができます。

HOME 英語と付き合う・勉強法 歌で学ぶ 簡単フレーズ 英単語 映画・TVで学ぶ 英文法