関係代名詞とは
関係代名詞は語(名詞)を後から説明する文をくっ付ける働きをするものです。
「私は彼を知っています」ということを言いたいとします。
I know the man(私はその男性を知っています)
でも、人が沢山いて、「彼」を特定するのが難しい場合、詳しい説明をしないといけません。 その「彼」は門の所に立っている(He is standing at the gate.)という説明を付け加えたいときに、関係代名詞が必要になります。
彼(him)についての説明をしたいので、その直後に説明文を付け加えます。
つまり、@のようになります。
@ I know the man + he is standing at the gate.
基本的に、説明したい語の直後ろに説明する文をくっ付けますが、@の文だとthe man 、heと重複します。
同じ語を何度も繰り返す必要はありませんから、説明する文の主語にあたるheを省きます。
A I know the man + he is standing at the gate.
すると、BI know the man is standing at the gate. となります。
heを省略したことを示すために、下線部に目印を入れます。
この場合は 主語/主格で人の時はwhoを目印で入れます。このwhoが関係代名詞となります。
B I know the man who is standing at the gate.(門のところに立っている男性を私は知っています)
ちなみに、関係代名詞が説明する名詞のことを先行詞といいます。
例文でいうと、the manが先行詞となります。
I know the man who is standing at the gate.