英語の基礎

a,an とは

a,anは冠詞と言われ、名詞の前に置くものです。

 

でも、これはちょっと慣れないですよね。
なぜなら、日本語にはない用法だからです。つまり、日本人のコトバの感覚として存在しないんです。

 

でも、理屈は簡単ですよ。

 

a,anは数えられる名詞の単数の前につきます。

 

ただし、a,i,u,e,o,とうい音(母音)で始まる単語の前では、
anになるので注意しましょう。 つづりではなく、発音です。

 

a がつく場合:

 

a cat, a watch, a student, a child

 

 

an がつく場合:

 

an apple, an orange, an egg, an hour

 

 

次にa,an がどういう意味を持つのかを説明していきます。

@漠然と1つのものをさす

数が一つという意味を示しますが、特に数が重要でなければ、日本語に訳すときは わざわざ「1つの」と言う必要はありません。

 

例文

●A girl sits on the ground.

 

● I eat an apple.

女の子が地面に座っている

 

私はリンゴを食べる


A「1つ」という意味を表す

「ひとつ」(=one)という意味を表します。

 

「1時間」という時は" one hour"でもいいですが、"an hour"でも同じ意味になります。

 

例文

●I bought a pound of butter. 「私はバターをパウンド買った」

 

●She didn't say a word. 「彼女は言も話さなかった」

B「〜につき」という意味を表す

「〜につき」(=per)という意味を表します。

 

「1日につき5回」という時は "five times a day" と表し、"a day"の部分は「1日につき」という意味です。 

 

例文

●We have three meals a day.「 私達は1日に3食を食べる」

 

●I go to school 6 days a week.「私は1週間に6日通学する」

C「ある〜」という意味を表す

「ある」(=a certai)という意味を表します。

 

話の中に初めてでてくる場合に使われます。

 

例文

A boy came to see you. 「ある男の子が訪ねてきた」

 

●They lived in a big house. 「彼らはある大きな家に住んでいた」

D「〜というもの」 種類全体を表す

単数形の名詞の前につけて、同種類の動物などを代表して表します。

 

例文

An owl can see in the dark. 「フクロウは暗がりでも見える」

 

A cat likes a mouse. 「 猫はネズミが好き」

 

会話をしている時に、a,anがなくても会話の内容は理解できます。

だからといって、ずっとa,anを使わないでいると、英語が上手にはなりません。初めは慣れないかもしれませんが、焦らずに徐々に慣れていきましょう!

 

合わせて、theも覚えましょう。

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冠詞 the
the は 基本的に特定できる場合に使います

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