助動詞と同じ働きをします。
have to / has to 「〜しなければならない」
「〜しなければならない」という意味を表します。
助動詞で同じ意味の must があります。
助動詞と違って、一般動詞と同じ扱いです。
have toとhas to は主語によって、使い分けます。
have to/has toの後には動詞の原形を続けます。
発音について
have to は「ハフトゥ/ハフタ」、 has to「ハストゥ/ハスタ」と発音します。
主語がI,you,複数の場合
主語+have to+動詞の原形 〜
例文 ♪をクリックすると、発音が聞けます。使い方はコチラ
私は明日早く起きなければならない
この部屋で静かにしなければならない。
私たちは一生懸命働かなければならない。
主語がI,you,複数以外の場合
主語+has to+動詞の原形〜
have to 〜の否定文と疑問文
have to 〜の否定文
「〜する必要はない」「〜しなくてもよい」という意味を表す文。
have toの否定文は、have to の前にdon'tを入れます。 toの後の動詞は必ず原形です。
主語+don't have to 動詞の原形〜.
例文 ♪をクリックすると、発音が聞けます。使い方はコチラ
私はそのことについて話す必要はない。
彼らは部屋を掃除しなくてもよい。
has to の否定文にはdoesn't をいれます。toの後の動詞は必ず原形です。
主語+doesn't have to 動詞の原形〜.
例文
mustと havetoはどちらも「〜しなければならない」という意味を表します。
しかし、否定形では意味が異なるので、注意しましょう。
must not 〜「してはいけない」
don't have to 〜「〜する必要はない」
have to〜の疑問文
「〜しなければなりませんか」と尋ねる文。
一般動詞の疑問形の要領で疑問文にします。
have to の疑問文はDo で文を始めます。toのあとは必ず動詞の原形です。
Do 主語+have to+動詞の原形〜?
例文
Do you have to finish your work?
Do they have to be quiet?
あなたは仕事を終わらせなければいけませんか。
彼らは静かにする必要がありますか。
has to の疑問文はDoes で文を始めます。toのあとは必ず動詞の原形です。
Does 主語+have to +動詞の原形〜?
例文
Does Tom have to go shopping?
Does she have to stay here?
トムは買い物に行く必要がありますか。
彼女はここにいなければなりませんか。
疑問文・否定文ではhas toは使いません。doとdoesが変わるだけです。
×Does Mary has to 〜? ○ Does Mary have to 〜?
答え方
一般疑問文に答える時と同じように、答えます。
Do 主語+have to+動詞の原形〜? の場合
Yes,主語+do. No, 主語+don't.
Does 主語+have to +動詞の原形〜? の場合
Yes,主語+ does. No,主語+doesn't.
例文
Do you have to take the exam?
Yes, I do.
No, I don't.
Does he have to go to a dentist?
Yes, he does.
No, he doesn't.
あなたは受験しないといけませんか。
はい、そうです。
いいえ、違います。
彼は歯医者に行く必要がありますか。
はい、あります。
いいえ、ありません。
have to〜 の過去形
have to 〜/has to は had toに置き換えるだけで過去形になります。
例文
I had to study English. ♪
He had to read many books. ♪
英語を勉強しなければ行けなかった。
彼は沢山の本を読まなければならなかった。
否定文・疑問文も 一般動詞の過去形の要領と同じです。
否定文 didn'tを使います。動詞は原形になります。
主語+didn't 動詞の原形 〜.
He didn't have to make dinner.
彼は夕食を作る必要はありませんでした
疑問文 Did を文頭に置きます。 動詞は原形になります。
Did 主語+動詞の原形〜?
Did you have to come back?
Yes, I did.
No, I didn't.
あなたは戻る必要がありましたか。
はい、そうです。
いいえ、違います。
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