英語で最も多く使われる大切な文型!
アイウォンチュー、 アイニージュー、 アイラブユー
"I want you."
"I need you."
"I love you."
よく、歌の歌詞なんかでありますよね。(洋楽もですが、AKBのヘビーローテーションの冒頭部分とか)
実はこの文、文法でいうところの第三文型という構造でできてます。
このカタチは英語で最も多く使われているものなんです。
第三文型の形は
主語+動詞+目的語です。
目的語とは
文の基本は第一文型の主語+動詞(SV)ですよね。
I(主語) run(動詞). 「私は走る」
このような文は 最小限の主語と動詞だけで意味が理解できます。
次の文はどうでしょう。
I love. 「私は愛します」
この文は不完全で意味が足りないと感じませんか?
「誰を?」 と、突っ込みたくなりませんか?
love(愛する)という行為は、愛する人(主語)と愛される人(相手)がないと成立しないコトバですよね。
I love her. 「私は彼女を愛してます」
her(彼女を)を追加しました。
どうでしょう?
先ほど文のような不足感はないですよね。
このように動詞によっては、動作の対象が必要なものがあります。
その動作・行為の対象となるものが目的語なんです。
もう少し説明します。
A:私は勉強します。(何を?)
B:私は持っています。(何を?)
「何を?」 の部分が目的語です。
AとBの文に「何を」の目的語を加えてみます。
A:目的語を「英語を」にすると
I study English(目的語) 「私は英語を勉強します」
B:(目的語)を「本」にすると
I have a book(目的語). 「私は本を持っています」
これで文の意味が理解できます。
これが第三文型の主語+動詞+目的語の形です。
英語で「目的語」のことを、「Object」 と言いますから、
頭文字の Oで目的語を表すこともあります。
第三文型をSVO(Sujec主語+Verb動詞+Object目的語)とも表示しています。
目的語のポイント
日本語では 目的語を表す時、名詞に「〜を、〜に」を付けます。
英語の場合は「〜を、〜に」付けませんが、語の位置で目的語だと理解します。
動詞の対象のとなるものは(目的語)は動詞の次に置きます。(とっても合理的)
目的語が人や物を表す人称代名詞の場合、目的格だけを使います。
目的格の人称代名詞
私を、に:me, あなた(達)を、に:you, 彼女を、に:her, 彼を、に:him,
彼らを:them, 私たちを、に:us, それを、に:it,
× I know they.
"I know they." にはなりません。
目的語には主格の代名詞は使えません。
例文
●I read a book.
●My father drives a car.
●He called me.
●We saw her.
私は本を読む
私の父は車を運転する
彼は私に電話をした
私たちは彼女を見た。
語句の説明
run:走る、 love:愛する, study:勉強する, have:持つ book:本, know:知っている, drive:運転する, play:演奏する, piano:ピアノ, call:電話する, saw:見た
次は第二文型の勉強をお勧めします。
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