語順はとっても重要
英語を学ぶとき、言葉の配列の重要性を軽視しがちですが、これが分からないと、後が続きません。
「数学みたいな公式で英語じゃない!つまんない。」
と思う人がいるかもしれません。
でも、
後からジワジワと文の構造の大切さがわかってきます。
先ず、日本文の構造をみてみましょう。
日本語はあまり語順にこだわらなくてもいい言語なんです。
「太郎は花子に花束をあげた。」
「花子に花束を太郎はあげた。」
「花束を太郎は花子にあげた。」
以上の3つの文は全て同じ内容。
一方、英語で見てみましょう。
「太郎は英語を話します。」 の内容を英語にすると
● ”Taro speaks English.” になりますが、
● ”English speaks Taro.” または
●”Speaks English Taro.” と、語順を変えると意味が全く通じません。
英語は語順どおりに語を並べないと、意味が分からないものになります。
ということは、この語順のパターンをしっかりと理解する必要があります。
文型は5つのパターン
さて、その英語の文章の形には大きく分けて5パターンあります。
(たったの5パターンですよ、超楽ちん)
これを5文型といいます。
第一文型 主語+動詞
第二文型 主語+動詞+補語
第三文型 主語+動詞+目的語
第四文型 主語+動詞+目的語+目的語
第五文型 主語+動詞+目的語+補語
文型を見て、何か気づきますか?
赤い文字の「主語 + 動詞」の位置は全ての文型に共通します。
英語の性格を知って仲良くなるで詳しく説明していますが、
英語で最も重要なのは 個人(自分)なのです。
つまり、文の頭に主語が置かれます。
私たちが使う日本語は、よく主語を省略するので、英語でもうっかり主語を言わないで話す時もありますね。
でも、基本的に英語の場合は主語を省略してはいけません。(別の意味になることがあります)
あと、もう一つの英語特徴にハッキリ言うというものがあります。
文の初めの方で「好き」・「思う」・「感じる」等、行動を明確にします。
逆に日本語は、文を最後まで聞かないと「行動」が読み取れません。
例文: 私たちは明日東京へ行く。
「個人」「行動をはっきりさせる」という英語の特徴が
主語+動詞という形を作ります。
語順の基本パターンは5つしかありません。
このパターンを覚えて、英単語を適所に入れれば 意味が通じます!