様子・場所・時
文の構造は大きく5パターンあり(5文型)、主語・動詞・目的語・補語の組み合わせで、主な文の筋が構成されます。そして、文中にはそれらの主な要素以外の語句も含まれています。
今回は「いつ」「どこで」「どのように」といった追加情報を加える場合の語句の並べ方を説明します。
様子・場所・時は修飾語といいます。
修飾語が複数文章中にある場合は、原則として主要素(文型)の後ろに@様子、A場所、B時の順に並べます。
主語+述語〜+{@様子+A場所+B時}
(@ABのいづれかがない場合、前に詰める)
段階的に様子・場所・時を文の中に入れていきます。それぞれの位置(語順)を確認してください。
主要素の形
@ I practice the piano.
「私はピアノを練習する」
A一生懸命(hard)という様子を表したい時は、主要素の後に置きます。
I practice the piano hard.
「 私は一生懸命にピアノを練習する」
B家で(at home)という場所も加えてみましょう。様子を表す語の後ろに置きます。
I practice the piano hard at home.
「私は家で一生懸命ピアノを練習する」
C今度は、毎日(everyday)の時を表す語を最後に置きます。
I practice the piano hard at home everyday.
「私は毎日家で一生懸命ピアノを練習する」
例文
●He plays soccer well.「彼は上手にサッカーをプレーする」
●I run in the park.「私は公園で走る」
●They go to Canada in May. 「五月に彼らはカナダへ行く」
●I cook meals at home everyday.「私は毎日家で食事を作る」
●We study Chinese at school every Monday.「私たちは毎週月曜日に学校で中国語を勉強する」
●The girl sings happily at the concert.「その女の子はコンサートで幸せそうに歌う」
語句の説明
practice:練習する,in the park:公園で(in:〜の中で park .:公園), soccer:サッカー, Canada:カナダ, meal:食事, at home: 家で, at school:学校で, happily: 幸せそうに, concert:コンサート