「〜したところだ」「〜してしまった」 完了・結果
現在完了形は「〜したところだ」「〜してしまった」という完了と結果の意味を表します。
基本的イメージは「過去のことが、今にも影響している」というもので、物事が過去のある時点から、今の状況まで続いていることを表します。
肯定文: 主語+have/has +過去分詞〜
否定文: 主語+have/has+not+過去分詞〜
疑問文: Have/Has +主語+過去分詞〜?
現在完了の形の詳しい説明はコチラ
I have lost the text book. 私はその教科書をなくしてしまった。
現在完了形で表現する場合、過去の状態が今にも影響しているわけです。
この文は私が過去にその教科書をなくして、今もその教科書をなくしたままの状態であることが分かります。
つまり、結果的に私はその本を持っていないことを表しています。
別の例文で説明します。
Mary has already left. メリーはもう出てしまっている。
メリーは出発してしまっているので、今もその場所にはいない状態を表しています。
次の語句と一緒に使われることが多いので、語順にも注意して覚えましょう。
just(ちょうど〜したところだ) already(すでに、もう〜した)
yet(まだ〜していない)〔否定文で〕 yet(もう〜したか)〔疑問文で〕
yet は疑問文でも否定文でも使われます。疑問文のyet は「もう」、否定文のyetは「まだ」の意味になるので、間違えないように気をつけましょう。
例文
●We have just arrived here.
●She has just finished the book.
●I've already finished my work.
●I haven’t done it yet.
●He hasn’t answered yet.
●Have you heard her new song yet?
Yes, I have.
No, I haven’t.
●Has she studied yet?
Yes, she has.
No, not yet.
私達はちょうどここに着いたところです。
彼女はちょうどその本を読んだところです。
私はすでに仕事を終えてしまいました。
私はまだそれをしていません。
彼はまだ答えていまえん。
彼女の新曲をもう聴きましたか。
はい、聞きました。
いいえ、聞いたことはありません。
彼女はもう勉強しましたか。
はい、勉強しています。
いいえ、まだです。
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