「アンと花子」のブラックバーン校長の名言
2014年にNHK連続テレビ小説「アンと花子」は、実在した「赤毛のアン」の日本語翻訳者である村岡花子の半生を基に描いたドラマで、大ヒットを記録しました。
主人公の花子は貧しい農家の生まれですが、東洋英和女学校に給費生として編入学をします。
やがて花子は英語に興味を持ち、情熱を持って学習、卒業の日を迎えます。
教育者として普段は厳しいブラックバーン校長ですが、卒業する生徒たちに素晴らしい送辞を送ります。
英語は大変シンプルですが、力強く感じられます。
学校を卒業する女学生に向けた言葉ですが、ずいぶん昔に女学生だった私にも心に響くところがあります。
「過去に捕らわれず、前を向いて生きていこう」という気持ちにさせてくれた力強い言葉を感じました。
英語を学んでいると、その人の言葉のダイナミックさをそのまま感じることができ嬉しさを感じ、英語を学んでいて良かったと思う瞬間でもありました。
英語を話すブラックバーン校長の送辞
My girls!
Grow old along with me, the best is yet to be.
If some decade later,
You look back on your time with us here
And you feel that these were the happiest days of your life,
Then I must say your education will have been a failure.
Life must improve as it takes its course.
Your youth you spend in preparation
because the best things are never in the past, but in the future.
I hope that you pursue life,
and hold onto your hope and your dream
until the very end of the journey.
語句
grow: 成長する decade:10年 look back:振り返る education:教育 failure:失敗 improve:進歩する preparation:準備する past:過去 future:将来 pursue:追及する hold on:つかまる journey:旅
日本語訳
私の愛する生徒たちよ
我とともに老いよ、最上のものは なお後に来たる。
今から何十年後かに あなた方がこの学校生活を思い出して
あの時代が一番幸せだった、楽しかったと 心の底から感じるのなら、
私はこの学校の教育が失敗だったと言わなければなりません。
人生は進歩です。
若い時代は準備の時であり、
最上のものは過去にあるのではなく将来にあります。
旅路の最後まで希望と理想を持ち続け、進んで行くものでありますように。
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